本とのこと

本と映画と音楽の話。

モーニングページの6つの効果(「書く」という瞑想)

文字でびっしり埋められたモーニングページの写真

最近「ずっとやりたかったことをやりなさい」という本に従って「モーニングページ」というのをやっている。

モーニングページを続けてみると、「書く」行為って瞑想に近いんじゃないかと気づいた。 

モーニングページとは

  • 朝起きてすぐノート3ページ分頭に浮かんだことをひたすら書く
  • できるだけ毎日続ける
  • 手書きで書く
  • 体裁は気にせず心に浮かんでくることをそのまま書くだけ
  • そのノートは誰にも見せない
  • そのノートは自分自身も最初の8週間ぐらいは読み返さない
  • なにも書くことがなければ「なにも書くことがない」で3ページ埋めてもOK

最初はなんじゃこりゃと思うと思います。僕もなんじゃこりゃと思いました。でも毎日続けてみるとなかなか面白くてやってて良かったと思うことが出てくる。

モーニングページの6つの効果

1.頭がすっきりする

人間って無意識のうちにぐるぐると同じことを考えてる。それを毎朝ノート3ページ分かけて外に出してやる感じ。本の中では「脳の排水」と呼んでいる。頭の中のモヤモヤした濁った水が本当に排水されているみたいな感じで脳がクリアになる。そうすると仕事にも朝からクリアな気持ちで取り組めて捗る。

2.頭にいっぱい入ってくる

上記の通り頭の中身を外に押し出してクリアになるので、逆に外からの情報がどんどん入ってくる(気がする)。仕事も捗るし読書も捗る(気がする)。そして頭の中に邪魔な情報がなくなるので頭の中を広く使えて良いアイデアがいろいろ思いつく(気がする)。

3.自己肯定感が増す

毎朝書くことを続けているとなんだか自分がとてもいいことをしている気分になる。今日もやったぞ、という達成感があって朝から調子がいい。自分を好きになる。

4.新しいこと、ずっとやりたかったことを始めたくなる

ノートを書いていると、あーそういえばあれやりたかったんだ。ということが出てくる。それを書き起こすと頭の中で考えているだけの時よりも行動に結びつく。ちなみに僕がこのブログを書き始めたのもノートを書きはじめたのがきっかけになってる。あーずっとブログ書きたかったんだよなー書きたいなー書きたいなーとノートに書いていたら、よし、じゃあ書こう、となった。やっぱ人間って「思う」だけじゃ行動しないんだよね。

5.早寝早起きになる

モーニングページをするのは「朝起きてすぐ」というのが前提。理由は夜に書くとその日1日の日記になってしまうかららしい。ちなみにノート3ページ分書くと僕の場合毎回40〜50分かかる。続けていると早くなるかなと思ったけどたいしてペース変わってない。というわけでモーニングページを書くのは仕事へ行く前の時間となる。なので必然的にいつもより1時間ぐらい早起きになる。早起きしないといけないから夜も早く寝るようになる。なんて健康的。

6.自分の本当の気持ちがわかる 

ブログとかtwitterで書く言葉っていうのは人に見られることが前提で書く言葉なので文章の体裁とか世間体を気にして自分の本当の気持ちは書けない。でもこのノートは誰にも見せないので自分の頭の中のものそのまま全部吐き出される。日記でもないので自分の行動ではなくて自分の思考だけがそのまま文字として書き起こされる。自分が何を考えていて何を求めているのかがわかる。まだ書き始めて5週目なので読み返すことはできないけれど時間を置いてノートを読み返すとたぶんおもしろいだろうな。

まとめ:「書く」という瞑想

 というわけで「書く」という行為を続けているとなんだかいろいろいい効果が出てきた。はじめてみると毎日心が落ち着いておだやかな気分で過ごせる。これって瞑想に近いんじゃないかな。瞑想やったことないけど。例えばうつ病になりそうな人とかには特におすすめしたい。うつ病って自分の頭の中で思考がぐるぐるしすぎて脳がパンクするみたいな病気だと思ってる。だから毎日3ページ分書いて頭の中のぐるぐるを外に流してやるっていうのはとてもぴったりなんじゃないかと。この本では12週間続けることになっているのでいろいろメリットもあるしこのまま続けてみようかと思う。

この記事もおすすめ

 ↑ 今年1年なに買った?

 ↑「ずっとやりたかったことをやりなさい」の第4週目のプログラムを実行した結果...