本とのこと

本と映画と音楽の話。

2年続けてわかったブログを継続して文章を書き続けるコツ

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ブログで文章を書くことって基本的にはすごくしんどいです。文字の数だけ時間はかかるし、その割に全然読まれなかったらむなしい。

気が向いた時にこのブログをコツコツと書いていると気づけば100記事を超えていました。この記事で110記事目。このブログを初めてから2年と少し。

「ブログで稼ぐコツ」みたいな記事はよく見かけますが「ブログを継続するコツ」っていう記事はあまり見たことないので今回は自分なりのブログを続けるコツについて書きます。長いです。

ブログを継続して文章を書き続けるコツ

2年続けてみてわかったこと、ブログを継続するコツはずばり「自分が情熱を傾けられるものについて書くこと」だと思いました。

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情熱を傾けられるものについて書く

先日好きなバンドの CD のレビュー記事を書きました。なんで書いたかというとそのバンドのCDを聴いて、ライブに行って、もうそのことが頭から離れなくなったからです。

僕はこのアーティストの良さを伝えたい!とか今日見た映画について誰かに語りたい!とか読んだ本を他の人にも読んでほしい!と思ったときにブログを書くようにしてきました。

文章を書くことって普通はしんどいですが自分が熱を持っているものについて書くのはびっくりするぐらい労力がかかりません。好きなところ、よかったところ、今後への期待なんかを語っているといつの間にか何千文字も書けてしまっています。

この力を利用して書けばブログって楽しく続けられます。

テンションが高い状態の時に書く

ブログを書くのはライブに行った次の日とか、映画を見たその日の晩とか、最高のCDに出会ったときとかに書くことが多いです。

なぜかというとそんな風に興奮してテンションが高い状態ってずっと続くわけじゃなくて、後日には嘘みたいに消えてしまうからです。書きたくて仕方がなかったことでも時間が経つと全然書きたくなくなるんですよね。

だからそのテンションが高いときを逃さずに熱をもったままの状態でブログを書くようにしています。

完璧を求めずに書く

ブログを書くときに完璧なものにしよう!と思うと書くハードルと投稿するハードルがめっちゃ上がってしまいます。そうなると書くのがめんどくさくなって結局書かなくなるんですよね。

ブログって何度でも書き直しが効くし、仕事と違って何の制約もなく自分の書きたいことを自由に書ける場所だと思っているので、最悪未完成でもいいから出しちゃえぐらいのスタンスでやれば気持ちがだいぶ軽くなって書くのが楽になります。

ブログを書くモチベーションが下がったときの対処法

書くモチベーションが高いときはいいんですけど続けていると当初の気持ちを忘れてやる気が全然なくなってきます。そんな時に僕がやっていること。

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毎日書いている人のブログを読む

ブログを毎日更新している人っていますよね。そういう人のブログを読んで自分もブログをやってみよう!と思った人も多いかと思います。この気持ちって読んだ直後は強力なんですけど時間が経つにつれて日に日に薄れていくんですよね......。「おれってなんでブログ更新してるんだっけ?」て。

そういう時は自分がブログを書くきっかけになった人のブログを読んだり、毎日更新している人のブログを読んだりして、自分も書きたい!って気持ちを取り戻しています。

あとそういう人って大体ブログを関連のノウハウも記事にしている人が多いのでそういうの読むとやる気でます。

タイトルだけ書く

ブログを書くときの一番のハードルは書き始めることです。「何を書こう?」とか「どうまとめよう?」とか考えているうちにめんどくさくなって結局書きません。

僕の場合は、日常生活で「あ、なんかこれブログに書けそう」っていうネタがあったらタイトルだけでも手帳かブログの下書きに書いて保存したりしてます。

書くネタは下書きにたまっていてその中から選んで書けるから「書き始める」という最初のハードルを越えることができます。これを越えられるとだいぶ大きいです。

目次だけ書く

タイトルだけ書けたら次は目次だけ書いてみます。目次(見出し)だけ書いてみるとなかなかおもしろそうな記事が書けそうな気がしてきます。

あとは見出しにそって文章を埋めるだけです。自分でお題を出して自分で回答を埋める穴埋め問題みたいなもので、ここまで来るともうこっちのもの。

見出しの下の少量(200文字とか300文字とか)の文章でもそれが3つでも5つでも集まれば1000文字以上の立派な1つの記事の完成です。

読まれる努力をする

ブログを書いていて一番悲しいことは一生懸命書いた記事が誰にも読まれないことです。誰にも読まれないとむなしくなってブログ書くのやめちゃうんですよね。

というわけでブログを続けるためには読まれる努力をすると良いです。

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Twitterでシェアする

記事を誰かにすぐに読んでもらいたい場合はTwitterでシェアするようにしています。

でもブログ記事のタイトルとリンクだけつぶやいてもクリックしてくれる人ってびっくりするぐらい少ないんですよね。

そこでポイントとして、記事の要約とか記事の一部をリンクと一緒にツイートするのがおすすめです。こうすれば記事の内容をちら見せできるので気になったり共感したりしてクリックしてくれる人が(少し)増えます。

番外編としてたまにTwitterで連続でつぶやいた内容をまとめて1つのブログ記事にすることもあります。これすでにつぶやいた内容をブログに持ってくるだけなので簡単に記事が書けるし、いいねの数とかでどの文章がみんなに響くのかがわかるのでおすすめです。

人の記事にリアクションする

僕のような一般人の記事は自分からアクションをしないと誰も読んでくれません。自分と趣味の会いそうな人のブログを見つけてコメントを残したり、はてなブログの場合はスターをつけたり、noteの場合はスキをつけたりしていると相手の方も自分のことを気になってブログを読みに来てくれたりします。

そこからつながりができたり交流が始まることって結構あるんですよね。

人間ってやっぱ自分に興味がある人に興味を持つ生き物なんだと思います。自分もそうなので。

マイペースですがこのブログが続けられているのっていつもはてなのスターをつけてくださる方々がいるからなんです。ブログ主にとって誰かが自分の文章にアクションを起こしてくれることってなによりもうれしいです。誰かがコメントを書いてくれたときなんか飛び上がって喜んでしまいます。

自分がこれだけ嬉しいのだから誰かの文章を読んだときはなにかしらリアクションをしようと心がけています。

Googleで検索されなくても3ヶ月はあきらめないで

このブログはGoogle検索で読まれる比率が一番高いです。たまに自分の記事が表示されそうなキーワードを入力してGoogleで検索してみて一番上に表示されたりするとすごくうれしいですね。

でも記事を書いた直後からGoogle経由で読んでもらえることってほとんどないです。自身を持って完成させた記事でもGoogleの検索順位が上がるのってだいぶ先なんですよね。

書いた後はその記事の検索順位やアクセス数のことなんかは気にせずにもくもくと他の記事を書いた方がいいです。書いてから3ヶ月先とか忘れた頃にGoogle検索のトップに躍り出ていたりするんですよね。

なのでブログって誰にも読まれなくても気にせずにコツコツと継続して書いていくと良いです。継続しているといずれ検索されるようになって自然に読まれるようになりますから。地道に地道に。

まとめ

というわけで自分なりのブログを継続するコツを書いてみました。

僕は好きなものについて語りたくて仕方なくなったときにこのブログを使っています。現実の世界で自分が好きなものについて喋り続ける機会ってないので自分にとってとても貴重な場所。

そしてそんな熱く語った記事を誰かが読んでくれて、誰かが反応してくれるのって最高。

秘密基地みたいなこのブログをこれからもゆるくコツコツ続けていきたいです。

アルカラ × cinema staffという奇跡「undivided E.P.」

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今さらですが最高最強のスプリット盤に出会ってしまいました。

アルカラとcinema staffのシングル。これめっちゃ良いんですよ〜!

僕はアルカラの大ファンで、cinema staffは正直名前しか聞いたことがありませんでした。

この「undivided E.P.」でcinema staffの曲を初めて聴いて完全にはまりました。そのままアルカラ × cinema staffのライブチケットゲットしました。この流れってまさにスプリット盤の醍醐味だと思うんです。

スプリット盤とは

スプリット盤とは複数のアーティストが組んで制作された一枚のCDのことです。昔はこういうCDが流行っていたそうですが最近では珍しくて逆に新鮮。

「undivided E.P.」の感想

1.first song(at the terminal)

まず一曲目はcinema staff。この曲初めて聴いた時はなんかアルカラっぽくてもしやアルカラが作詞作曲した新曲をシネマがやっているのかな?って思ったんですがクレジット見るとしっかりとcinema staffと書いてますね。

アルカラを意識して作った曲かどうかは定かではありませんがアルカラに影響を受けているのはたしか!"2002からやり方は変えてない"とか"20XX ダイヤモンドを磨き続ける"とか、アルカラファンからするとすごくアルカラ的だと感じます。まずこの曲聴いてから全く知らなかったシネマにどハマり。

2.サースティサースティサースティガール

2曲目はアルカラ。こちらはシネマとのスプリット盤を意識してというよりアルカラらしい新曲をここにぶつけてきた感じ。サースティの意味を調べると"のどが渇いているさま。渇望しているさま。"と出てきました。サースティガールじゃなくてサースティサースティサースティガールっていうのがまたアルカラっぽくて良いですね。乾いてる。

3.チクショー

アルカラの代表曲であるこの曲をcinema staffが歌う。熱いですね。しかもシネマの飯田さんのあのウィスパーボイスでこの曲な。意外にもマッチしてるー。

そしてただのカバーじゃなくて随所にアルカラリスペクトを感じさせつつちゃんと自分達の曲に仕上げてる。この方たちも僕たちと同じアルカラファンなんだなと胸が熱くなる一曲です。

4.great escape

これアルカラの新曲かと勘違いしてしまうぐらいアルカラ感が漂っているんですがcinema staffの代表曲なんですね。ほんとにほんとにかっこいい。シネマの元曲もめちゃめちゃかっこいいのでぜひ聴いて。

このアルカラ版はイントロで太佑さんお得意のバイオリンが使われーの間奏ではアルカラ感満載の合唱が入りーの完全に自分たちのものにしてますね。

そして途中に入ってるシネマ飯田さんの声の使い方がめっちゃいいんですよね。くっそかっこいい。

5.A.S.O.B.i

最後はなんとアルカラとcinema staffの共作。2組で台湾にツアーに行った時のことを曲にしたそう。

この曲が遊んでいるように見えてこだわりが半端ないんですよね!アルカラとcinema staffの既存曲のタイトルが上手いこと散りばめられていたり、アルカラの楽曲のフレーズが顔を出したり(シネマの曲もあるのかな?)。

アウトロのメロディーは2組で沖縄にツアーに行った時楽しすぎて太佑さんがお土産に買って帰りの飛行機で鳴らしまくって爆笑していたサックスのおもちゃ(?)が奏でていたフレーズだそう。それを自然に入れ込む巧妙さな。さすがロック界の奇公子。

あと誰しもが気になる「そび釣り」という単語。これは2組で台湾ツアーに行った時に居酒屋でやった「えび釣り」というメニューが「そび釣り」になっていて爆笑したという思い出をそのまま持ってきたそう。

ほんと旅でスイッチ入ったときのテンションと2組の中の良さがめっちゃ伝わってくる一曲。かつ完成度も高いっていう。最高。

まとめ

このスプリット盤はcinema staffが各所に話をつけてレーベルの垣根を越えて実現したそう。

リスペクトしているバンドとこんな形で一緒にCDを出せるのってバンドマンとして最高に幸せなことだと思うんです。

逆にこんなに慕ってくれて信頼できる後輩バンドがいるアルカラもしかり。

そのお互いの気持ちがこのCD全体に溢れています。

アルカラ × cinema staffのライブも本当にその思いが溢れていて最高の空間でした。このツアーが終わったらシネマのチクショーもアルカラのgreat escapeもA.S.O.B.iもなかなか聞けなくなると思うとさみしい。アンコールでA.S.O.B.iを2組のメンバー全員笑顔で演奏していた光景が目に焼き付いて離れません。

"いつか10年後でもいい笑い合って"この2組の最高の対バンを見せてほしい!

音楽って楽しい。それを全力で感じさせてくれる一枚でした。

Spotify無料版の良いところ

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SpotifyやAppleMusic流行ってますね。宇多田ヒカルさんや椎名林檎さんなど今までストリーミングサービスには楽曲配信されていなかった邦楽アーティストの方々も続々と解禁し始めてようやく日本にも音楽ストリーミングサービスの波がやってきた感じ。

僕はCDを買うのが好きでApple Musicも途中でやめました。

↑こんな記事も書いていてよく読まれているんですが、最近Spotifyの無料版をおためしで使っています。

このSpotifyの使い心地がすごく良いんですよね。

というわけで僕が使ってみてわかったSpotify無料版の良さについて書きます。

Spotify無料版の良いところ

3つにまとめると

  1. 無料なのにずっと聴き放題
  2. デザイン(UI/UX)が美しい
  3. 新しい音楽に出会える

こんな感じ。

1.無料なのにずっと聴き放題

無料版はAppleMusicみたいに3ヶ月までとか制限があるのかと思っていましたが、そういうのありません。ずっと聴き放題なんです。すごいね。

スマホ版は聴きたいアルバムやプレイリストを選択するとランダム再生になってしまったり、スキップ回数に制限があったりするんですがPC版だとそういう制限がありません。

ほんとに次から次へと好きな音楽が聴き放題なので無料版を試すなら特にPC版をおすすめします。

2.デザイン(UI/UX)が美しい

まずデザイン(UI/UX)が美しくて大好き。使っていて気持ちが良いです。

UIについて

UIとはユーザーインターフェースの略です。ざっくり言うと見た目とか使い勝手のことですね。

AppleMusicが白背景なのに対してSportifyは全体的に黒背景。これが落ち着いて音楽を聴くことに集中することができて良いです。背景色だけでアプリ全体の印象が全然違います。色って大事ですね。

さくさく動いて使い勝手もとても良いし、触っていて気持ちが良いです。

UXについて

UXとはユーザーエクスペリエンスの略です。ざっくり言うとその製品やサービスから得られるユーザー体験のことですね。

Spotifyで良いと思ったのは、ひとつのアルバムやプレイリストを聴き終わったら、今まで聴いていた曲達と雰囲気の似た曲を選曲して自動的に再生してくれること。これぞ今流行りのAIの力ですね。これがあるから無限に好みの曲を聴き続けることができるんです。

あとすごいと思ったのは広告までおしゃれなこと。アプリ内で表示されるバナー広告はアプリの雰囲気に馴染んでいて全く目障りにならないし、数曲聴くと間に挟まれる音声広告もほとんどがアーティストの新曲などの広告なので全然嫌じゃないんですよね。

だから特に制限なく自由に聴けるPC版アプリをメインで使っている人は無料版で満足してしまって有料版に移行する人あんまりいないんじゃ......?って心配になるレベルです。

3.新しい音楽に出会える

Spotifyのトップページには気分によって選べるプレイリストが何種類も用意されています。朝に気合い入れたいときとか夜まったりしたいときとか、気分に合ったプレイリストを選んで聞いていると洋楽邦楽問わず新しい音楽に出会えます。

スムーズすぎる音楽体験

僕が音楽ストリーミングサービスってめっちゃいいなって思ったのは、自分の好きなアルカラというバンドがcinema staffというバンドと2組で1枚のシングルをリリースをしたんですが、タイミングを逃してしまって買わないままでいたんですね。ずっと聴きたいなーと思っていたのでSpotifyにあるかな?と思って探してみるとやっぱりあった。cinema staffって曲聴いたことなかったんだけどそのシングルがめっちゃよかったんですよね。そして聴いた後にSpotifyがcinema staffの他のアルバムをおすすめしてくれるんですよね。それクリックしたら聴けるっていうね。スムーズすぎますよねこの音楽体験。この短期間でそのままcinema staffにはまってしまってアルカラ × cinema staffのライブチケットも取っちゃいました。スムーズすぎますよねこの音楽体験。

CDレンタルだとこうはいかない

もしSpotifyに入ってなかったとしたら、聴いたことのないバンドのアルバムを買ったでしょうか?たぶん買わない。iTunesでダウンロード購入もたぶんしない。

あるとしたらTSUTAYAでレンタルだと思います。でもTSUTAYAまで足を運んで、お金払って、レンタルして、家に持って帰って、録音して、返却しに行って......ってめっちゃ労力ですよね。たぶんSpotifyのスムーズさがなかったらこんなにcinema staffにはまってなかったと思います。

音楽ストリーミングって音楽業界にとってすごく健全な仕組みなのかも

音楽ストリーミングサービスを使うようになってから、これってユーザーも嬉しいけど音楽業界にとってもすごく健全な仕組みなんじゃないかということに気づきました。

CDは全く聞かれなくても売れてしまう

CDって音楽以外のものに付加価値をつけてどんどん売るっていうスタイル(AKB商法とも呼ばれています)こういう売り方が流行ってしまったせいでCDの売り上げランキングがその音楽の価値ではなくどのように売ったか、戦略的に勝った人のCD がたくさん売れるという状態になってしまいました。だから音楽のランキング番組なんかも最近はだれも見なくなっしまいました(音楽番組側もこれはやばいということで、ランキングにダウンロード数やSNSで話題になった集計データなんかも加味するようになりました)。

CDって極端な話、曲が悪くても有名だったら売れてしまうんですよね。

音楽ストリーミングサービスは聞かれないと報酬にならない

対して音楽ストリーミングサービスは曲の再生回数に応じてそのアーティストへ報酬が払われる仕組みです。たくさん曲を聞かれたアーティスト、つまりたくさんいい曲を作ったアーティストほどたくさんお金をもらえるわけです。

だからアーティストの方々もプロモーションよりも、たくさん聞かれる良い曲を作ることに専念できるわけで。これってすごく健全な売り方だなと思ったんです。

まとめ:ITが音楽を救う

以上、音楽ストリーミングで定額で「聴き放題」っていうのは、一見音楽を生み出すアーティストの方々を軽視しているように見えるけど、よくよく考えるとこれが普及した方が逆に音楽業界にとって良いのではないかと思ったという話でした。

購入者の曲の再生回数ってCDの時代では絶対に測れないものだったと思うんですね。これってITの力の賜物であって。昔は音楽業界から目の敵なされていたITが逆に音楽の価値を評価して音楽業界を浄化しようとしている、これおもしろいですね。

というわけでまだSpotify使ったことない人はぜひ無料版からぜひ体験してみてくださいね。

Photo by John Tekeridis from Pexels