ブログで文章を書くことって基本的にはすごくしんどいです。文字の数だけ時間はかかるし、その割に全然読まれなかったらむなしい。
気が向いた時にこのブログをコツコツと書いていると気づけば100記事を超えていました。この記事で110記事目。このブログを初めてから2年と少し。
「ブログで稼ぐコツ」みたいな記事はよく見かけますが「ブログを継続するコツ」っていう記事はあまり見たことないので今回は自分なりのブログを続けるコツについて書きます。長いです。
ブログを継続して文章を書き続けるコツ
2年続けてみてわかったこと、ブログを継続するコツはずばり「自分が情熱を傾けられるものについて書くこと」だと思いました。
情熱を傾けられるものについて書く
先日好きなバンドの CD のレビュー記事を書きました。なんで書いたかというとそのバンドのCDを聴いて、ライブに行って、もうそのことが頭から離れなくなったからです。
僕はこのアーティストの良さを伝えたい!とか今日見た映画について誰かに語りたい!とか読んだ本を他の人にも読んでほしい!と思ったときにブログを書くようにしてきました。
文章を書くことって普通はしんどいですが自分が熱を持っているものについて書くのはびっくりするぐらい労力がかかりません。好きなところ、よかったところ、今後への期待なんかを語っているといつの間にか何千文字も書けてしまっています。
この力を利用して書けばブログって楽しく続けられます。
テンションが高い状態の時に書く
ブログを書くのはライブに行った次の日とか、映画を見たその日の晩とか、最高のCDに出会ったときとかに書くことが多いです。
なぜかというとそんな風に興奮してテンションが高い状態ってずっと続くわけじゃなくて、後日には嘘みたいに消えてしまうからです。書きたくて仕方がなかったことでも時間が経つと全然書きたくなくなるんですよね。
だからそのテンションが高いときを逃さずに熱をもったままの状態でブログを書くようにしています。
なんかエモい気持ちになった時にブログとかnote書きたくなるんだけどこういう気持ちって翌日になったら噓みたいに過ぎ去ってしまう。
— りゅーまち (@ryumachi3) September 30, 2018
「書きたい!」と思ったらその日を逃してはならない。
完璧を求めずに書く
ブログを書くときに完璧なものにしよう!と思うと書くハードルと投稿するハードルがめっちゃ上がってしまいます。そうなると書くのがめんどくさくなって結局書かなくなるんですよね。
ブログって何度でも書き直しが効くし、仕事と違って何の制約もなく自分の書きたいことを自由に書ける場所だと思っているので、最悪未完成でもいいから出しちゃえぐらいのスタンスでやれば気持ちがだいぶ軽くなって書くのが楽になります。
ブログを書くモチベーションが下がったときの対処法
書くモチベーションが高いときはいいんですけど続けていると当初の気持ちを忘れてやる気が全然なくなってきます。そんな時に僕がやっていること。
毎日書いている人のブログを読む
ブログを毎日更新している人っていますよね。そういう人のブログを読んで自分もブログをやってみよう!と思った人も多いかと思います。この気持ちって読んだ直後は強力なんですけど時間が経つにつれて日に日に薄れていくんですよね......。「おれってなんでブログ更新してるんだっけ?」て。
そういう時は自分がブログを書くきっかけになった人のブログを読んだり、毎日更新している人のブログを読んだりして、自分も書きたい!って気持ちを取り戻しています。
あとそういう人って大体ブログを関連のノウハウも記事にしている人が多いのでそういうの読むとやる気でます。
タイトルだけ書く
ブログを書くときの一番のハードルは書き始めることです。「何を書こう?」とか「どうまとめよう?」とか考えているうちにめんどくさくなって結局書きません。
僕の場合は、日常生活で「あ、なんかこれブログに書けそう」っていうネタがあったらタイトルだけでも手帳かブログの下書きに書いて保存したりしてます。
書くネタは下書きにたまっていてその中から選んで書けるから「書き始める」という最初のハードルを越えることができます。これを越えられるとだいぶ大きいです。
目次だけ書く
タイトルだけ書けたら次は目次だけ書いてみます。目次(見出し)だけ書いてみるとなかなかおもしろそうな記事が書けそうな気がしてきます。
あとは見出しにそって文章を埋めるだけです。自分でお題を出して自分で回答を埋める穴埋め問題みたいなもので、ここまで来るともうこっちのもの。
見出しの下の少量(200文字とか300文字とか)の文章でもそれが3つでも5つでも集まれば1000文字以上の立派な1つの記事の完成です。
読まれる努力をする
ブログを書いていて一番悲しいことは一生懸命書いた記事が誰にも読まれないことです。誰にも読まれないとむなしくなってブログ書くのやめちゃうんですよね。
というわけでブログを続けるためには読まれる努力をすると良いです。
Twitterでシェアする
記事を誰かにすぐに読んでもらいたい場合はTwitterでシェアするようにしています。
でもブログ記事のタイトルとリンクだけつぶやいてもクリックしてくれる人ってびっくりするぐらい少ないんですよね。
そこでポイントとして、記事の要約とか記事の一部をリンクと一緒にツイートするのがおすすめです。こうすれば記事の内容をちら見せできるので気になったり共感したりしてクリックしてくれる人が(少し)増えます。
番外編としてたまにTwitterで連続でつぶやいた内容をまとめて1つのブログ記事にすることもあります。これすでにつぶやいた内容をブログに持ってくるだけなので簡単に記事が書けるし、いいねの数とかでどの文章がみんなに響くのかがわかるのでおすすめです。
人の記事にリアクションする
僕のような一般人の記事は自分からアクションをしないと誰も読んでくれません。自分と趣味の会いそうな人のブログを見つけてコメントを残したり、はてなブログの場合はスターをつけたり、noteの場合はスキをつけたりしていると相手の方も自分のことを気になってブログを読みに来てくれたりします。
そこからつながりができたり交流が始まることって結構あるんですよね。
人間ってやっぱ自分に興味がある人に興味を持つ生き物なんだと思います。自分もそうなので。
マイペースですがこのブログが続けられているのっていつもはてなのスターをつけてくださる方々がいるからなんです。ブログ主にとって誰かが自分の文章にアクションを起こしてくれることってなによりもうれしいです。誰かがコメントを書いてくれたときなんか飛び上がって喜んでしまいます。
自分がこれだけ嬉しいのだから誰かの文章を読んだときはなにかしらリアクションをしようと心がけています。
Googleで検索されなくても3ヶ月はあきらめないで
このブログはGoogle検索で読まれる比率が一番高いです。たまに自分の記事が表示されそうなキーワードを入力してGoogleで検索してみて一番上に表示されたりするとすごくうれしいですね。
でも記事を書いた直後からGoogle経由で読んでもらえることってほとんどないです。自身を持って完成させた記事でもGoogleの検索順位が上がるのってだいぶ先なんですよね。
書いた後はその記事の検索順位やアクセス数のことなんかは気にせずにもくもくと他の記事を書いた方がいいです。書いてから3ヶ月先とか忘れた頃にGoogle検索のトップに躍り出ていたりするんですよね。
なのでブログって誰にも読まれなくても気にせずにコツコツと継続して書いていくと良いです。継続しているといずれ検索されるようになって自然に読まれるようになりますから。地道に地道に。
まとめ
というわけで自分なりのブログを継続するコツを書いてみました。
僕は好きなものについて語りたくて仕方なくなったときにこのブログを使っています。現実の世界で自分が好きなものについて喋り続ける機会ってないので自分にとってとても貴重な場所。
そしてそんな熱く語った記事を誰かが読んでくれて、誰かが反応してくれるのって最高。
秘密基地みたいなこのブログをこれからもゆるくコツコツ続けていきたいです。