読書したいけど時間がない。
前は電車通勤だったけど今は毎日車通勤。車通勤ってほんと暇。音楽も何回も同じの聴いてると飽きてくるし...。
そう思っていたんだけど今は電車通勤の時より読書時間が増えた。
どういうことか?
車通勤の時間って無駄すぎ
毎日の車通勤の時間ってけっこうな時間を取られる。片道1時間としたら1日で2時間。20日出勤したとしたら1ヶ月で40時間にもなる。前はiPhoneやカーナビに入れた音楽を聴いてたけどこれをひと月40時間も繰り返してたらさすがに飽きてきた。朝眠くなるし...。
電車通勤のときは本が読めてたのになー。車通勤でも本読みたいなー。そんな夢みたいなことをずっと考えていると車を運転しながら読書する方法をまじで編み出してしまった。
車を運転しながら読書する方法
それでは早速その魔法みたいな読書方法を説明しよう。
1.Kindleアプリを用意する
まずはiPhoneアプリでKindle(電子書籍)アプリを落として読みたい本を買おう。
2.iPhoneを設定する
iPhoneの「設定」アプリを開いて、「一般」→「アクセシビリティ」→「スピーチ」とタップしていく。「画面の読み上げ」をONにする。これで準備はオッケー。
3.二本指で画面をこする
それではKindleアプリで読みたい本を開いてみよう。その状態で画面上端から二本指でこする(スワイプする)となんとSiriが本を読んでくれるのだ。
注意点
画面をロック(暗く)すると1ページ読んだだけで読むのが止まっちゃいます。なので画面はKindle画面を開いたままにしておきましょう。
これで基本的にはKindle本の文章を延々と読み続けてくれるからそのまま運転できるんだけど、図だけのページとかがあるとそこで読むのがストップされちゃいます。その場合は指で次ページに進んでからもう一度二本指でスワイプ。
画面操作は必ず赤信号などで車が停止している時ににやろう!
自動速読の時代?
これやってると「未来を生きてるな」って感じします。言ったら読み聞かせロボットに本を読んでもらってるみたいなもの。ほんとスマホってすごいよね。
で、ここまで読んだ人は「聞いただけで意味あるのかよ?」「聞いただけでは身につかないでしょ?」とか「ちゃんと読めよ」とか色々な意見を言いたくなると思うんです。僕もそう思いました。
だけど半年以上試した感覚としては以下のような感じで問題なさそう。
- 一周だけじゃなくて何周も聴いてるとけっこう頭に入ってくる
- Kindleで買った本だから通勤時間とかに一通り聴き終わった本を時間がある時にちゃんと自分で読むこともできる(一通り内容が頭に入ってるから理解が早い)
これって速読っぽい。目だけで本を読むやつ。それの耳版みたいな。速読をiPhoneが自動でやってくれる。「自動速読」と名付けてもいいんじゃないだろうか。
オーディオブックより良さそう
聞く読書と言えばオーディオブックというのもあります。機械の音声じゃなくてちゃんと人が朗読してくれているやつ。AmazonのAudibleというのも試してみたけど以下のような感じで自分の場合はこのKindle + 読み上げの方が良さそうだと思いました。
- 音声で聴いた後に目でも読みたくなる
- Siriの音声でも全然苦痛じゃない
ちなみにAudibleより安いし後で読み返せるので月額読み放題のKindle Unlimitedを契約してます。
分厚い本も怖くない
この読書方法を編み出してからというもの読書量がだいぶ増えた。「思考は現実化する」とか「7つの習慣」とか分厚くて読める気がしない分厚い本も平気で読めちゃいました。薄い本より分厚い本買ったときのほうが得した気分になるという。
運転以外でもいろんなシーンで読書
この自動速読は通勤の時ぐらいにしか試してないけど他にもいろんなシーンで使えそう。
- 寝ながら読書
- 家事しながら読書
- ランニングしながら読書
他にもありそう。
まとめ:スマホすごい
ほんと技術の進化すごい。読み上げ機能もすごいし、最近は音声入力もめっちゃ精度高いし。この前はカメラで撮影した文章を文字に変換してくれるアプリを使ったんだけどこれも精度高くてとても便利だった。こんなのが無料で使えちゃうからすごい。
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