本とのこと

本と映画と音楽の話。

2016年に買ってよかったもの(20代〜30代の冬のボーナスの使い道の参考になれば)

f:id:ryumachi3:20161214064820j:plain出典:www.musicman-net.com

今年もいろいろありました。そしていろいろ買いました。来年もよろしくお願いしたします。(ちょっと早い)

昨年の年末に、「今年買ってよかったもの」みたいなタイトルで記事を書いている人のブログを見て、あーこういうの自分もやってみたいなーと思っていた。全然知らない人なのにその一年に買ったものを覗くとその人の生活とか人柄とかが伝わってくる気がしておもしろいんだよね。というわけで一年越しの記事です。自分と近い20代〜30代の方の冬のボーナスの使い道の参考になれば。

茶色い革靴

スーツのときはずっと黒い革靴に黒いベルトをしていたんだけど長年履いていた黒い革靴の靴底がとうとうはがれてしまった。いい機会なのでずっと履いてみたかった茶色い革靴を買おうと思って夏のボーナスもらった時に書いました。やっぱ茶色い革靴のほうがおしゃれな感じがして好き。

黒と茶色リバーシブルのベルト

茶色い革靴を買うときに店員さんにこんなのもありますよ〜って言われておすすめされたのが黒と茶色のリバーシブルのベルト。バックルの部分がカチャっと回転できて表裏の黒と茶色が簡単に切り替えられる。黒い革靴のときでも茶色い革靴のときでもこれ一本でいけるからめちゃ便利。

ヘリーハンセンのニット

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ずっと前に雑誌で見たヘリーハンセンの服にずっと憧れていた。今年の1月くらいになんか新しいアウターほしいなー寒いなーと思いながら原宿のキャットストリートを歩いていたらヘリーハンセンのショップを偶然見つけた。これは運命!と思って店に入ってこのニットのネイビーを買った。店員さんもめっちゃいい人でプライベートでも愛用しているみたい。寒くなったら外行くときはもうずっとこれ着てる。全然風通さないからめちゃあったかいし見た目かっこいいしずっと着てても飽きないからめっちゃ気に入ってる。ちょっと高くても(言うほど高くないけど)やっぱちゃんとしたブランドの服はちゃんとしてる(よくわからない日本語)。

ユニクロのフリース

 ユニクロのフリースってださいイメージがあってずっと避けてたんだけど今年ついに買ってしまった。フレデリックがオドループでWEBCMしてるブロックテックシルキーフリースジャケットってやつ。ユニクロのPRにまんまと乗せられた感。でもめちゃあったかくてさらさらで着ててすごい気持ちいい。風呂上がりと朝起きたときは部屋の中でずっとこれ着てる。

フレデリックのけんじさんも岡山にライブに来たときにユニクロでこれの緑を購入したらしいので自分も緑にした。

ユニクロのCM最近がんばってるよね。ヒートテックのCMはPerfumeだし。

白Tシャツ(まとめ買い)

雑誌で「ネックから見えていいのは白だけ」みたいなことを書いていたので「そうなのか」と思って白いTシャツを3枚まとめ買いした。今までシャツとかニットの下はなんとなくでグレーとかネイビーのTシャツを着ることが多かったんだけどなるほどたしかに白Tシャツのほうが清潔感があってかっこいい気がする。

3WAYの黒い鞄

会社用に使っていたノースフェイスの鞄のひもがちぎれてしまったので新しい鞄を探していた。会社用だから手持ちの黒い鞄がほしかったんだけど最近スーツでリュック背負っている人もよく見かけるので黒いリュックも欲しかった。というわけで手持ち、肩かけ、リュックとして使えるかっこいい3WAYのバッグがないものかなーと服屋や鞄屋に入るたびに探し求めていた。見つかったとしても5万ぐらいして高かったり、デザインが良いと思ってもリュックとしてしか使えなそうなものだったりでなかなか理想の鞄が見つからなかった。

そんなときにふらっと寄ったユナイテッドアローズのビューティーアンドユースでこのバッグを見つけた。3WAYのわりにシンプルでかっこいいし価格も安い。リュックの紐はバッグの裏に簡単にしまえるので手持ち鞄としても使える。これだー。毎日愛用してます。スーツでも私服でも使えるのでめっちゃ出番多い。

ハミルトンの黒い腕時計(ハミルトン・カーキ・オールブラック)

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ハミルトン・カーキ・オールブラック。ずっと前からApple Watchが欲しくって「Apple Watch」で検索してはいいなーと思いながら眺めていたんだけど、なんかApple Watchって買ったけど今は使ってないみたいな人が多くて「自分もそうなる気がする...」と思って買うのをあきらめました。Apple Watchをあきらめたら急に普通の腕時計が欲しくなってきた。

夏にTシャツだけ着てる時とかなにか腕につけてないとさみしいんだよね。だから夏から欲しかったんだけど夏は革靴とか買っちゃったので腕時計は冬まで暖めてた。

なんの腕時計にしようかって考えていたときにハミルトンの腕時計が流行っているぽかったので「ハミルトン」で検索して調べてた。ハミルトンの時計っていっても種類が盛りだくさんだし安いのから高いのまでいろいろ。その中でも値段が手頃で布ベルトのカーキシリーズがかっこいいなーと思っていた。最初はカーキシリーズで布ベルトの色もカーキ色がかっこいいなーと思っていたんだけどふらっと寄った時計屋にこのカーキシリーズのオールブラックが置いてあってやばい黒かっこいいと思ってボーナス出るまでこれ買うのずっと楽しみにしていた。

ついにゲット。ここ数年腕時計なしで過ごしてきたこともあって毎日つける度にうきうきする。

iPhone7のApple純正レザーケース

iPhone7に変える前のiPhone6のときもずっとApple純正のレザーケースつけてた。前はネイビーだったけど気分を変えて今度はブラウンにしてみた。iPhoneケースはApple純正が一番好き。高いけど高いだけあって上質。カバーの後ろにちゃんとアップルマーク付いてるのも好き。買ったばかりのときは革の色がきれいすぎて思ってたのと違ったけど使うたびに味が出てきてめっちゃいい色になってて気に入ってる。iPhoneって電化製品だけどレザーケースをつければ、ケースの色が変わってくるほどお気に入りの財布みたいにiPhoneが自分の手に馴染んで自分だけのものになってくる感じがして良い。

モレスキンのノート

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ノートなのに1,000円もする。でもモレスキンのノートってかっこよくてずっと憧れていたので思い切って買ってみた。小さめサイズでハードカバーの無地タイプ。去年までは毎年ほぼ日手帳を使ってたんだけどだんだんとほぼ日に描き込まなくなってきた。1日1ページが白紙だらけになるのがもったいなさすぎて今年は手帳買うのやめた。その代わりとしてのモレスキン。スケジュールはiPhoneに入れるようにした。高いだけあって書き味が良いし真っ黒のハードカバーが上質で鞄に入ってるだけで気分が上がる。読書ノートとして使ってます。このノートを使い切ってもきっとまた同じモレスキンノートを買ってしまう。

モレスキンを読書ノートとして使う方法は以下の記事にまとめた。

モバイルバッテリー

完全にポケモンGOブームに乗っかりモバイルバッテリーも購入。最近のモバイルバッテリーって安いのに薄いし容量多い(3回ぐらい充電できる)し数年前に買ったモバイルバッテリーがもはやガラクタになってしまった。モバイルバッテリーを鞄に入れて出かけるとiPhoneの電池を気にせずに使えるので無敵になった気分になる。新幹線でコンセント有の端の席を死守する必要ないしカフェに入ってコンセント探す必要もない。電源しばりからの解放。ほんと便利。

Kindle Paperwhite

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ずっと欲しかったKindle Paperwhiteをついに手に入れてしまった。思っていた通り使い心地がめっちゃ良くて目にも優しい。疲れない。気持ちの問題かもしれないけど読書専用端末だからiPhoneやiPadで読書するよりも本を読むのが捗る。iPhoneやiPadだとじっくり読書するにはまぶしく感じてあんまり捗らないけどKindle Paperwhiteの表示はやさしくて文庫本読んでる感覚でさらさらと読める。これ本当に買ってよかった。今後電子書籍ますます買ってしまいそうだ。

ずっとやりたかったことをやりなさい

自分の心の底に眠っている「ずっとやりたかったこと」に気づかせてくれる90日間のプログラムが1週間ごとに第12週までまとめられている。基本は「モーニングページ」と「アーティストデート」といった2つの作業をするんだけど、この本に従って実際に90日間続けてみると小さな頃自分が考えていたずっとやりたかったことに気づかせてくれたり、自分のことを好きになったり、「書くこと」に秘められた効果を知ったり、今思うと本当に貴重で不思議な体験をした90日間だった。翻訳本なのでちょっとひっかかるような日本語がちょくちょく出てくるけどそれはそれで楽しめた。

そのときの詳しい体験は以下の記事に書いた。

仕事は楽しいかね?

物語仕立てで謎の老人が仕事のコツ(ビジネスのコツ)を教えてくれる不思議なビジネス啓発書。"試してみることに失敗はない"とか”明日は今日と違う自分になる"とか"<あらゆること>をしろ。素晴らしいアイデアはどこからやってくるかわからないのだから"とかもう心にがしがし響いてくる言葉がたくさん詰まっていてビジネス書なのに読みながら胸が熱くなった。仕事で迷ったときは何度も読み返したい一生ものの本。

遅読家のための読書術

本を読むのが遅かった。「遅読家」というのはたぶんこの本の著者の造語なんだけどタイトルを見たときおれおれそれおれのことと思ってKindle本を即買いしてしまった。「音楽を聴くように本を読む」こととか「1ライン・サンプリング」とか読書のやり方についてこの本で読んでから今年1年を通してずっと続けている。昨年に比べて今年の読書量が一気に増えたのはこの本のおかげだと思う。そしてこの本自体が音楽を聴くようにさらさらと読めるっていう。

詳しくは以下の記事に書いた。 

 この本の「1ライン・サンプリング」をベースにした自己流の読書ノートの書き方は以下の記事にまとめた。 

新しい文章力の教室

音楽、漫画、お笑いといったポップカルチャーの配信を行なっているニュースサイト・ナタリー。ナタリー新人研修として行なっている文章力の教室の講師をされていた唐木 元さんがその内容を一冊にまとめたもの。「良い文章とは完読される文章である」という目標に向かって文章の基本から様々なテクニックまで教えてくれる。自己流で文章を書く上で無意識にやっていたこともあったり、新しい発見もあったりで実用書なのに最後までページをめくるのが楽しかった。本の構成もWEBサイトのナタリーらしく1テーマにつき2〜3ページにまとまっていて読みやすい。読んでいると文章を書くことに対する著者の熱さや誠実さまで伝わってきて、まるで憧れのナタリーに自分が新入社員として入社した気分が味わえるので本当におすすめ。

アイデアのつくり方

アイデアのつくり方は車のつくり方と全く同じで一定の明確な方法に従うと語り、本当に明確に五段階に分けてアイデアのつくり方を教えてくれる。必要なことだけしか書いてないからめっちゃ薄いしサイズ感がかわいいし自分の中で一生手元に置いておきたい名著になった。本の帯に付いていた''60分で読めるけれど一生あなたを離さない本”というキャッチコピーは嘘じゃない。価格もお手頃。

詳しい内容と感想は以下にまとめた。 

 まとめ:お気に入りに囲まれる幸せ

何かをほしいと思ったとき、値段がちょっと高くて買うかどうか悩んだときは何日間か寝かせてみる。もし何日もの間頭の中がその「ほしいもの」でいっぱいになったら買うようにしてる。忘れたらその程度だったってことだ。そうすると買い物は失敗しないと思う。

上に書いた黒い腕時計を(毎日うきうきしながら)つけていて思ったけど自分が悩んで決意して手に入れたものほど、使ったり身につけたり持ち歩いたりするとき、気分が上がる。幸福度高い。

そして今年買ってよかったなーと思ったものはちょっと高いなと思ったけど思い切って買ったものが多い。なので買い物するときは「高いものはいいもの」という考えで買うようになった。

来年はどんなものを買うかな。どんな本に出会えるかな。今年も1年ありがとうございました(ちょっと早い)。

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↑ 2016年に買ってよかったものCD編。